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市民自治のための市政改革

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 平成十五年十一月六日、市役所改革市民会議が設置された。公募一〇名を含む一五名の委員からなる同会議は、十六年三月二十二日に第一回提言「市役所改革にむけてのキックオフアクション」、四月二十六日に第二回提言「市民サービス・コミュニケーションの改革について」を提出した。
 十五年十二月二十日には「市民自治を考える市民会議」が設置された。公募八名を含む一六名の委員からなる同会議は、十六年五月二十七日に自治基本条例制定を促す提言を提出した。同会議は七月三十日に「市民自治を進める会議」に改組され(公募七名を含む委員一四名)、さらに市民参加のあり方について議論を続けることとなった。
 市の事業評価のあり方について検討を加える「市民参加型行政評価のあり方検討委員会」(委員六名)が十五年十月十四日に設置された。同委員会は十六年三月に「市民参加型行政評価のあり方に関する提言」を策定し、四月八日に市長に提出した。
 その他、十五年九月六日に市長が市民と懇談する「タウントーク」が開始され、九月二十三日に市民自治フォーラム「市民が主役のまちづくり」が開かれた。十一月十四・十五日には札幌駅前通地下歩行空間と創成川通再整備を検討する「市民一〇〇〇人ワークショップ」が開催され、五〇〇人あまりの参加者によって討論がなされた後に投票で意見集約がなされた。上田市政は、スタートと同時に市民自治のための市政改革と市民参加の取り組みを推進した。