近年の保育需要は、働く女性の増加、世帯の核家族化や保護者の児童に対する養育意識の変化等に伴い、量的な整備に加え、質的な拡充に対する市民の関心と要望が高まってきている。これらに対応し、子育てと仕事の両立支援の総合的な推進を図るさまざまな事業を実施している。例えば、①延長保育事業(十二年度当初九四カ所)、②一時保育事業(十二年度当初一九カ所)、③夜間保育事業(十二年度当初二カ所)、④乳児保育事業(十二年度当初乳児保育所一九カ所、乳幼児併設保育所一〇四カ所の計一二三カ所)、⑤障害児保育事業(十一年度受託実績一七六人)、⑥保育所地域活動事業等である(札幌市保健福祉局児童家庭部事業概要 平12)。
この他、地域子育て支援事業も行っている。