六〇歳以上で家庭環境、住宅事情の理由により、居宅において生活することが困難な者が入居する。軽費老人ホーム(A・B型)とケアハウスの両者がある。十一年度の場合、軽費老人ホームは、A型(食事付)六施設・定員三五〇、B型(自炊)三施設・定員一五〇であった。一方、同年度のケアハウス(食事付)は、八施設・定員五八〇であった。ちなみに十二年度予算は、八億八五一八万四〇〇〇円(A型、ケアハウス:国庫補助、B型:本市単独)であった。
入所資格は、①六〇歳以上であること。ただし、夫婦利用の場合はその一方が六〇歳以上であればよい、②住居がないか、住居があっても狭あいである等家庭環境、住宅事情等により、居宅において生活することが困難であること、③健康で、独立して日常生活を営むことができること(B型は自炊できる程度の健康状態であること)、④年収が入所資格(省略)に該当すること、⑤住民基本台帳法に基づく届け出を本市にし、その届け出のときから引き続き一年以上本市に居住していること、となっている。