先行した札幌フィルハーモニー管弦楽団と札幌市民オーケストラに続いて、昭和五十一年以降、札幌青少年オーケストラ(指揮北本和彦)、北海道交響楽団(指揮川越守)、札幌シンフォニエッタ(代表千葉輝夫)、札幌アカデミー管弦楽団(指揮井上需)、札幌西区オーケストラ、札幌100交響楽団が次々と誕生した。それぞれが年一回ないし数回の演奏会を開いて、規模の大小や企画内容で個性を打ち出しながら競い合うようになったが、札幌青少年オーケストラと札幌アカデミー管弦楽団は一〇年前後で活動を停止した。
アマチュア・オーケストラの誕生相次ぐ