成城大学民俗学研究所は、日本における民俗学の創始者で日本を代表する思想家の一人でもある、柳田國男の寄贈書を納めた「柳田文庫・民俗学研究室」を基盤とし、民俗学の研究・教育拠点として設立されました。民俗学の深化に貢献するべく、基礎的研究の充実と先端的研究の推進、各種の調査並びに柳田國男関係資料・民俗資料の蒐集を行っています。
柳田國男関係資料は、民俗学者で柳田國男に師事した鎌田久子成城大学名誉教授(1925~2011)が所蔵していた柳田の自筆原稿や自筆カード、書簡で構成されています。民俗学の学史を検討するうえできわめて重要な資料コレクションです。