一、通史編下巻は近代・現代の二編を取扱った。
一、本編も資料編の形式にのっとり、一(一)1(1)のごとく、もっぱら数字を以て編・章・節・項を示し、そのなかに更に適当に小見出しをつけた。
一、文体はつとめて平易な口語体とし、文字はおおむね当用漢字を用い、新かなつかいを採用した。また読みにくい語句や人名・地名等には、ところどころルビをつけた。
一、度量衡はできるだけ理解し易いように、メートル法を括弧内に入れた。
一、本文中に出てくる歴史的人名の敬称は略した。
一、本文中に挿入の写真・図版・グラフ・表等は便宜上、図と表に分け、それぞれ全編通し番号を付し、別に目次をつけておいた。
一、引用史料の『 』は出版本を示し、「 」は文書・論文等を示すことにした。