大正期における荏原信用組合

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大正十三年六月に設立された荏原信用組合は、農村部を反映してか、他の信用組合に比べて農業を営む組合員の比率が高い。大正末に九、〇〇〇円の借入れを実現しているが、剰余金の対出資金比率も、品川信用金庫より低く、当初貸出金が貯金総額を上回っているが、翌年には逆転してゆく。

 第105表 大正末期における荏原信用組合の構成
項目 組合員数 出資口数
年度 農業 工業 商業 その他 農業 工業 商業 その他
大正14年度 158 59 305 264 786 735 413 1,300 964 3.412
15   159 89 467 271 986 792 570 1,906 1,037 4,305

注) 各年度「事業報告書」より作成。

 第106表 大正期における荏原信用組合の業況
項目 出資金 貯金総額 剰余金 貸出金 借入金 C/A D/B E/B+E
年度 (A) (B) (C) (D) (E)
大正14年度 170,600 110,307 4,651 147,367 0 2.7 133.5
15   215,260 292,601 10,321 255,433 9,000 4.7 87.2 2.9

注) 各年度「事業報告書」より作成。