小山村
近世の初めまでは、わずかな耕地があっただけであったが、元禄ごろには開墾が進んで、二六九石余の村になった。一時は旗本の高木氏の知行所であったが、のちには幕領になった。家数は六三軒。村内には、妙見社や日蓮宗の摩耶寺があった。