『むしくら日記』に登場する人物

 真田幸貫(1791~1852)
  松代藩第8代藩主。白河藩主松平定信の次男で、真田家に入り、幕府の老中も務めました。佐久間象山を登用したことでも知られています。
 恩田貫実(1798~1862)
  通称頼母。本文中に貫実子として登場しています。河原綱徳とともに家老を務めていました。
 佐久間象山(1811~1864)
  通称修理。犀川を堰留めた大岩を、地雷火を仕掛けて破壊するよう献策した(亨)、地割れの中に転落した(利)など、興味深いエピソードがあります。