《温泉の名称及び成分》

 温泉は十カ所あり、内湯は民有であるがそのほかは官有であるとしています。続いて、大湯を筆頭に十カ所の温泉についての歴史と成分、温度を書いています。温泉の効能については、慢性疾患に良いことを主に詳しく書いています。
 浴室は、中央に板壁を設置して仕切り女湯と男湯を分け、壁に衣服を置く棚・高所に窓・硝子燈の設置の配慮がされています。