元日
凡(およそ)人間の寿を諷(うた)ふハ初春になん、遥に五十里のひんがしなる
鳳城をあふぎつふしつかく静けき初日にあふ事を悦ぶ
初空
立春
花の春
今朝の春
若水
はつ日
蓬莱
春部
元日
凡(およそ)人間の寿を諷(うた)ふハ初春になん、遥に五十里のひんがしなる
鳳城をあふぎつふしつかく静けき初日にあふ事を悦ぶ
初空
立春
花の春
今朝の春
若水
はつ日
蓬莱
福寿草
(改頁)
門松
万歳
はつ夢
うたひ初
子の日
小松引
人日
七種
左義長
若菜
なずな
セリ
若草
(改頁)
春の草
くくだち
芦の角
蕗の薹
うめ
(改頁)
柳
つばき
松の花
木の芽
(改頁)
うぐひす
猫の恋
長閑
東風
霞
(改頁)
雪解
残る雪
雪間
春の雪
淡雪
余寒
(改頁)
冴かへる
正月
出代
薮入
はつ午
彼岸
涅槃
臨命終時の大事ワするゝ事なかれ
時々刻々の悪念おこす事なかれ
こハ長池てふ処の碑生前にたつる武曰の功也
春の日
(改頁)
陽炎
糸遊
朧月
おぼろ夜
春の山
春の海
春の野
春の水
(改頁)
すみれ
蒲公英
土筆
杉菜
薊
独活
ワらび
菜の花
草麦
はつ桜
(改頁)
初はな
接穂
さし木
鷽
駒鳥
雉子
ひばり
乙鳥
雀子
(改頁)
野雁
鳥の巣
鹿の落角
てふ
かハづ
田にし
(改頁)
蜂の巣
あぶ
鳳巾
焼野
山やけ
苗代
たうち
畑打ち
きさらぎ
雛
(改頁)
汐干
永き日
春風
春雨
(改頁)
春の月
桃
海棠
木瓜
山吹
梨の花
先師の愛し給ひし一本を余し、今の今までさかんなるを祝ふ
躑躅
ふぢ
さくら
(改頁)
こハ刈や原てふ里の碑、生前に建る処。其境連衆の功也。
山桜
はな
(改頁)
こハ寛政の頃生前に建る処の碑、戸部連の功也
こハ文化の頃生前に碑とせり。則長谷山主超悟の功也
遅桜
菊植
雲に入鳥
夏鶉
かひこ
小鰷
白魚
別れ霜
行春