石工と形や大きさなどを打ち合わせたところ、旅人はもう少し大きめにと注文をしました。 石工は「費用がかさみますよ」と言いましたが、旅人は「よろしゅうございます」と答え、結局高さ九尺(約2.7メートル)もの灯篭が出来上がりました。 また、旅人の希望で灯篭の正面には「永代常燈明」と刻まれました。