本年表に収録した時代は,1830年(天保1)から1968年(昭和43)までであるが,そのうち,1830年(天保1)~1926年(大正15)を本篇,1927年(昭和2)~1968年(昭和43)を稿本篇とした.起点を1830年としたのは,社会経済史の分野で近代の端緒をこの年とするのが通念であり,また,この頃すでに筑豊石炭礦業も近代化への胎動を始めていたとの理由に基づくものである.
1927年(昭和2)以降に関しては,まだ日が浅く,現段階では典拠資料に著しい制約があるため後日を期して,あえて稿本篇とした.