一 年号は和暦(西暦)年とし、十までは単位数を用います。年内改暦の場合は新年号をとり、判定しがい場合は各市町村市史の示す年号や永禄年間などと表記しました。
二 北朝・南朝の表記は、正平三(貞和四、一三四八)年のように南朝(北朝・西暦)としています。
三 英彦山と彦山の書き分けを行っていますが、コラムはその限りではありません。通称地名は「彦山唐ヶ谷」などと「 」で表記しています。
四 「炭鉱」を基本的に使用します。固有名詞の場合や近世・明治・大正時代などでは「炭坑」を使いますが、炭礦・炭鉱・炭坑が重複する場合は註を入れています。
五 〇箇所などの表記は、教科書の表記に従い〇か所などと表記します。
六 氏名や固有名詞などは時代を考慮し旧字体を使用する場合がありますが、コラムは常用漢字を使用します。(八幡製鐵所、藤原廣嗣、山縣有朋など)。
七 地名は大字までを表記していますが、本文をわかりやすくするため、地元で使用されている地名は、各地域における社会認識を考慮し、特別に表記する場合があります。
八 地域の伝承、伝聞は「伝○○」「○○と伝えられ」としました。
九 提供された写真・図版は撮影:○○○、作図:○○○○と表記しています。それ以外は執筆者・事務局の撮影です。
十 図版中の道などの線は、単なる想定と、根拠のある推定は書き分けています。
十一 ルビはひらがなで表記し、特に音を再現する場合はカタカナで表記しています。
十二 QRコードは文化財に関する記事を掲載している各自治体、博物館・資料館・図書館・観光協会のホームページなどを掲載しています。
十三 案内イラストは、古代(馬形埴輪)、中世(山伏)、近世(伊能)、近代(渋沢)、文化(雪舟)及び各町村のキャラクターを関連の高いところには配置しました。
十四 文化財名「風治八幡神社川渡り神幸行事」と神社庁登録名「風治八旛宮」などは書き分けています。
十五 文化財登録名が変更されている場合「料亭あをぎり本館・新館」→「旧林田春次郎家住宅本屋・迎賓館(料亭あおぎり)」としています。
十六 各市町村の関連カラータグは、概説などはすべてタグ付けし、それ以外は文中の各市町村に関わりの深いものをタグ付けしています。
十七 人権に配慮した記述を行っていますが、「女坑夫」など、時代背景を考慮し当時のままに表現する場合は「 」でくくっています。