ビューア該当ページ
目次
/
第一編 自然
/
第一章 高根沢町の自然
/
第二節 地質
/
三 境林礫層
〔境林礫層〕
17 ~ 17 / 899ページ
16図 境林れき層(上柏崎)
この礫層は洪積性中期の川崎層群下部の地層で、直接観察できるのは喜連川丘陵地域だけである。元気あっぷむら(上柏崎地内)でのボーリング資料によれば、この礫層の厚さは約一〇〇メートル、旧中央小学校校庭(太田地内)でのボーリングでは一六〇メートルの厚さで堆積していることか確認されている。
この礫層は、直径五~五〇センチの風化の進んだ流紋岩やチャートなどの古い時代の岩石の円礫、砂層などで構成されている。