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〔境林礫層〕

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16図 境林れき層(上柏崎)

 この礫層は洪積性中期の川崎層群下部の地層で、直接観察できるのは喜連川丘陵地域だけである。元気あっぷむら(上柏崎地内)でのボーリング資料によれば、この礫層の厚さは約一〇〇メートル、旧中央小学校校庭(太田地内)でのボーリングでは一六〇メートルの厚さで堆積していることか確認されている。
 この礫層は、直径五~五〇センチの風化の進んだ流紋岩やチャートなどの古い時代の岩石の円礫、砂層などで構成されている。