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品種

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 高根沢町では、戦前戦後を通じてダルマ(達磨)種が多く使われたが、亀梨などでは昭和二五年頃まで黄色種が導入され、以後ダルマ種に変わった。ダルマ種は、背丈が長く、葉が大きいためガサ(体積のこと)があったという。また、一〇年前頃からシロインシュという細長い葉の品種が使われている。なお、種子は茶褐色をしており細かいもので、専売所において無料で配布されたが、耕作者の中で良い種子ができると、そこから購入したこともあった。