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目次
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第二章 着物・食べ物・住い
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第三節 住い
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二 付属施設の利用
納屋
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納屋を、アマヤともいう。藁や農具、収穫物の貯蔵や保管、あるいは葉煙草のしなどの農作業の場として利用される。もともとは木造草葺きで蔵のように厳重な造りでなく、出入口は大きく戸締りもないのが伝統的な納屋の造りであった。近年は購入費の高い農機具を保管したり、米の乾燥機などを設置することから大谷石造りや新建材で造った戸締りもしっかりした納屋が多い。