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目次
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第五章 信仰
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第八節 寺院の由来と祭り
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一 寺院の由来
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(一)真言宗の寺院
大聖寺
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大聖寺は石末の宿にあり、石居山医王院と号し、真言宗智山派である。不動明王を本尊とする。弘長二年(一二六二)に石山和尚が阿久津城の祈祷寺院として開山したという。河内郡上桑島村(宇都宮市)の金剛定寺の末寺であり、寛文四年(一六六四)に弘日和尚によって中興されたが、弘化四年(一八四七)に焼失し、明治時代に再建された。