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ヤブイリ

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 一六日をヤブイリ(薮入り)あるいはダイサイニチ(大斎日)などという。奉公人をかかえている家では、奉公人を休ませ小遣いを与えるとともに実家に帰らせたりした。また農家では、暮れから正月期間中、厩にたまったマヤゲ(厩肥)を取り出し、新しい木の葉や藁を入れなおしたりした。