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埋葬

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 昭和三〇年代頃までは土葬が普通で、土葬で棺を埋葬し終わると親族の者は一つまみの土を投げるという習俗があった。また、葬式が年内に同じ家で二度あると、三度あってはいけないといって、埋葬のときスエツキボウを持っていって埋めたという。
 火葬をしたのは肺病や赤痢、チフスなど流行病で亡くなった場合くらいであった。その頃の火葬場は人焼き場と呼ばれ、火葬の人がでると同じ組の人が薪を荷車に積んででかけ、丸太を井桁に組んでその上に棺を置き薪を入れて火をつけて火葬してきた。