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供養

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 葬式の次ぎの日の朝、「早く行って仏様を起こしてこい」などといい、子どもたちにお墓にいって線香をあげてこさせた。仏様が寝坊すると極楽にも地獄にもいけなくなるともいったという。その後、遺族やオカッテの手伝いで葬列に参加できなかった班の女性たちが、葬儀の片付けが終る午前一〇時頃に墓参りに行った。
 なお場所によっては、死者を埋葬した後、遺族は初七日までは墓参りはしないという家もあった。