現在、会員は女性一名を含む七名である。演奏には笛一、鉦一、大太鼓一、小太鼓二(中付け一・上付け一)の五人で行う。
演目は、シンバヤシ、ショウデン、カンダ、カマクラ、シチョウメの五段囃子で、五段物あるいは段物といわれるものである。
前記の曲目の外に、ツヅミバヤシ(鼓囃子)がある。この曲は前述の楽器にさらに鼓が二つ加わり、オカザキ(岡崎)・ヤグルマ(矢車)・アイのヤマ(愛の山)の三曲がある。この鼓囃子は、屋台の運行が止って休憩する時間帯に演奏する曲で、ゆったりと落ちついた曲調で、見物客にじっくりとお囃子を聴かせる曲で、演奏者が腕前を発揮する曲である。