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由来・伝承

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 南区のお囃子は新小松宝山流五段囃子と称している。現在南区のお囃子は高根沢町のニュータウンである光陽台の人達とともに組織した「南区お囃子保存会」により伝えられている。会員数は二〇名、女性会員が多い。
 ここのお囃子は、昭和四五年頃に壬生町助谷の新小松流五段囃子を習い覚えたもので、それをもとに指導者が多くのメンバーで演奏できるように太鼓の数を増す工夫をした。そこで宝積寺の宝と指導者の名の頭文字をとり宝山流としたものである。