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由来・伝承

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 お会式囃子の由来ははっきりとはわからない。江戸時代に日蓮宗の四大本山の一つである東京都大田区池上本町の長栄山大国院本門寺から始まり、全国の日蓮宗の寺々に広まって行ったといわれている。
 上柏崎の妙顕寺のお会式囃子は、今から一四年程前の平成のはじめ頃に現在の副住職が、日蓮宗の総本山の山梨県南巨摩郡身延町にある身延山妙法蓮華院で仏教の修業をした折に、お囃子の技能をも習得し持ち帰ったものである。
 はじめは、お会式のお囃子の経験豊かな先輩格、栃木市嘉右衛門町にある妙唱寺の人達に手伝ってもらったりした。現在も妙唱寺囃子とは交流しながら続けている。

図32 妙顕寺のお会式囃子(上柏崎)