米は,いつごろ,どのようにつくられるのか,農家(のうか)の人に聞いてみました。
「一年を通じて,仕事があるようね。」 | |
「米づくりには,どのような作業(さぎょう)があるのかな。」 |
農家の人の話
高根沢町の農家では,いろいろな作物(さくもつ)をつくっています。その中でも米づくりは,昔(むかし)から,さかんに行われてきました。とくに町の北部(ほくぶ)や東部(とうぶ)では,広びろとした田が遠くまでつづいています。
米づくりは,田おこしから,しゅうかくまでたくさんの仕事があります。
高根沢町でつくられた米は,大じょう祭でも使(つか)われました。
- 〇大じよう祭(さい)
- 新しい天皇(てんのう)が即位(そくい)して初めて行う「新(にい)なめ祭」。新なめ祭とは,天皇陛下(へいか)が国と国民の平和(へいわ)や五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈(いの)って,新(あら)たに収穫(しゅうかく)した米や酒を神々(かみがみ)に供える儀式(ぎしき)のこと。
- 〇とちぎの星
- 大じょう祭では,東日本と西日本のそれぞれ1ヶ所ずつの田のお米が使われます。
東日本では,高根沢町大谷の石塚毅男(いしつかたけお)さんの田でつくられたお米「とちぎの星」が選ばれました。
「学校の近くの田で,いねかりをしていたよ。」 | |
「大きなコンバインね。このきかいのねだんは,いくらぐらいなのかな。」 |
よしおさんたちは,いねかりの様子(ようす)を見学に行きました。農家のおじさんは,大きなきかいで,いねをかりとっていました。
田の形や大ささ,用水路(ようすいろ)や農道の様子も調(しら)べてみました。米づくりのために,どのようなくふうがあるのでしょうか。