観光客(かんこうきゃく)にたくさん来てもらうためのくふうや努力(どりょく)

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目標

 平成(へいせい)5年には「益子焼をはじめとした焼(や)き物の良(よ)さをもっと知ってもらいたい」という願(ねが)いから,陶芸(とうげい)メッセ・益子がオープンしました。
 ここには多くの焼き物をてんじしてある陶芸館をはじめ旧漬田庄司邸(きゅうはまだしょうじてい)や陶芸工ぼう・登りがまなどがあります。
 また益子陶芸てんなどのイベントも開かれ,国内だけでなく外国からも多くの作品が集まってきます。

陶器市
観光客のうつりかわり
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 そして,年に春と秋の2回大きな陶器市(とうきいち)が開かれます。つくる人(かま元)と売る人(陶器店)が協力(きょうりょく)して,よさを知ってもらったりたくさん買ってもらったりするために開いています。陶器市には年間約(やく)60万人の観光(かんこう)客がおとずれます。平成(へいせい)6年には真岡(もおか)鉄道にSLが走るようになり,平成10年には益子駅が新しくなり,周(まわ)りもきれいになったので益子をおとずれる観光客には,よりいっそう喜(よろこ)んでもらえるようになりました。

益子焼はん売店組合の理事長さんの話

 益子焼をもっと知ってもらうために,栃木県の物産(ぶっさん)てんや国が行うてんじ会に出品しています。最近では高速道路のサービスエリアにも出店しています。また,日光や佐野(さの),足利(あしかが),東京や横浜(よこはま)などにも出店して,いろいろな人に買ってもらえるように努力したりせん伝したりしています。
 売るときは日常的(にちじょうてき)に使えるようなものを出すなど,益子焼に親しみをもって使ってもらえるようにくふうしています。春と秋に行われるとう器市に向けて,新聞や列車などに広告(こうこく)を出してせん伝もしています。
 また,町の商工会とも協力して,益子焼を買ってくれた人にプレゼントをおくるくふうもしており,益子焼を広めるために,さまざまな努力をしています。

理事長さん