農家の経営土地面積

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改革後に自作農ないし自小作農となった農家は、従来とは異なる諸条件のもとで、働けば働くほど自家の収入が増加できるという希望をもち、あらたな意欲をもって農業にはげむこととなった。
 各地区の経営土地面積をみると、良元地区の農家の経営する土地面積は、全体として畑はわずかに七反減少したが、田は八町四反、樹園地四町二反、山林二七町七反の増加となり、小浜地区の場合は田三二町四反、樹園地一町三反、畑二二町一反、山林二三町八反の増加、西谷地区では田七町七反、樹園地一〇町、畑八町六反、山林のいちじるしい増加がみられる。長尾地区の農家の経営面積は田と畑で減少したが、樹園地と山林の増加がある。
 土地利用の側面からみると、二十五年から三十五年にかけて全般的に一毛田が増加し、二毛田が減少した。そして夏作に畑作物を作った田が減少した。しかし特徴的な点がいくつかある。それは夏作に畑作物を作った田は、長尾地区だけが二・四倍に増加していること、西谷地区における果樹園面積の増大、長尾地区のその他(果樹園・茶園・桑園以外の樹園地)の増大がいちじるしいことである。