社会教育と文化活動

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社会教育と文化活動の拠点として、昭和四十一年十月一日、宝塚市民会館開館、昭和四十五年五月十五日逆瀬川公民館完成、昭和四十六年十一月二日勤労福祉会館、同館内に勤労青少年ホームがオープンした。そのほか昭和四十三年八月十日市立スポーツセンター完成、市民プールが開かれた。また中央公民館図書室、逆瀬川公民館図書室が設けられ、昭和四十一年六月には巡回自動車文庫「たから号」がスタートした。

写真297 市民会館・勤労福祉会館


 社会教育では、同和教育・家庭教育学級・幼児教育学級などの成人教育がおこなわれ、昭和四十四年五月一日には市民憲章が制定され、市民をあげての都市づくりの目標をかかげた。文化財保護活動や文化活動が推進され、スポーツ振興では昭和二十九年市民体育祭が開かれ、それが発展し四十四年十月十日には市民体育レクリエーション大会となり七〇〇〇人の参加をみたのである。
 青少年教育の中心として、三十八年には青少年センターの活動がはじまり、さらに西谷地区の大原野字松尾一番地に「青少年野外活動センター」を企画、四十三年三月には自衛隊の協力を得て整地がすすめられ、四十五年七月には宿泊施設三棟(一棟四〇人収容)が完成した。四十八年五月には二〇〇人収容の宿泊棟が竣工し「少年自然の家」として、大自然のなかで青少年の心身の健全な育成と団体協同活動がすすめられることになった。

写真298 少年自然の家