国民健康保険

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昭和三十五年の「国民皆保険」とあわせて、宝塚市も国民健康保険事業を開始した。被保険者世帯は昭和四十九年度末で一万二二一三世帯、加入率二三・八%、被保険者数三万四五〇一人、加入率二一・六%であり、受診件数一八万二一九〇件、受診率五三四%である。
 国民健康保険の普及により医療費が保障され市民生活の安定に寄与したが、一方では受診率の上昇、診療報酬の改定が医療費を増大させ、保険料の改定もじゅうぶんでないため、保険事業会計の運営状況は赤字となっている。
 なお北部西谷地区には直営診療施設がある。