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(三)金森時代
8 金森宗和
天正12年(1584)、可重の長男として誕生。俗名は重近、古川の増島城主であったが、慶長19年(1614)に父可重から勘当を申し渡され、母と共に移り住んだ京都で、剃髪して宗和と名のった。大徳寺の禅に学び、茶道の奥義を習得。さらにそれを独自の茶道へと発展させ宗和流を生みだし、その祖として敬われた。現在、金沢や高山などで宗和流茶道は受け継がれている。明暦2年(1656)12月16日死去、享年73歳。