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三、高山城下町絵図、地図解説
御陣屋絵図(第25図)
[目録]
この図は町年寄が所有していた高山陣屋の平面図である。
土蔵が1~12番まであり、それぞれの寸法は縦6間、横3間だが、6、7番蔵のみ縦5間、横3間となる。現在の高山陣屋御蔵は、5~8番蔵建物がなく、礎石がある。
北側は61間5尺5寸、南側は62間、東側は43間、西側は42間2尺の敷地寸法が記される。
西側には「稲荷大明神宮」があり、その上は厩で、借地の表記がある。
幕末における高山陣屋の全体がわかる建物配置平面図である。