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三、高山城下町絵図、地図解説
高山城図(第36図)
[目録]
絵図の右上には、地役人の「上村木曽右衛門満義」の名が記される。
元禄5~8年に、加賀藩が作製した一連の絵図とは違い、寛文、延宝年代の金森家作製絵図に近い。
本丸の規模は東西57間、南北30間と記され、前頁第33図と同じ寸法が記載される。この寸法は『飛騨鑑(註24)』『斐太後風土記』『飛州志』に同じ間数で記されている。
(註24)『飛騨鑑』角竹文庫所収