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三、高山城下町絵図、地図解説
高山別院照蓮寺境内図(第46図)
[目録]
この図は照蓮寺および寺内8カ寺町と寺内町の建物を黄色で採色し、照連寺の本堂、庫裡等は間取り、間数が記される。南側の門を入ると境内地の中に専念寺と円龍寺がある。間取りは記されていない。
図中の専念寺・真蓮寺・了泉寺・暎芳寺・称讃寺の位置は現在と変わらないが、円竜寺は不遠寺の位置へ移転し、不遠寺と霊雲寺は移転している。
照蓮寺は真宗大谷派の寺院で、金森長近の城下町建設に際して白川郷から移された。のち元禄16年には本山懸所となり、寺務は本山派遣の輪番によって執行された。