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(十四)飛騨国図(第20図)
[飛騨国図(第20図)]
第20図
[目録]
この図は筆写図で、概要を記した国絵図である。山を緑に、川を青色に、道を赤色に、山の縁どりを灰色に仕上げてある。位山道、野麦峠越えの道は記されず、平湯から安房峠越えの道「大峠」が記される。古城として神岡(釜崎)、増島、萩原(諏訪)、下原が朱印で記されるが、高山は古城とされていないので金森時代の様相を記した絵図であろう。
端書に、四郡高三万八千七百六拾四石とある。