[飛州図誌(飛騨国内名所図絵)(第44~61図)]

飛州図誌(飛騨国内名所図絵)第44~61図
[目録]


 第44~61図の『飛州図誌』は押上氏より寄贈された史料で、飛騨国内の名所が描かれている。大正5年2月、押上森蔵は越後の高頭仁兵衛が所蔵していた「飛州志附録古蹟図」を富田秢彦に写してもらい、飛州志原本と合わせて完本とした。第44図の巻頭緒言には、押上がこの図誌を富田秢彦に描いてもらったと記している。彩色がきれいで、飛騨国内の名所旧蹟を楽しむことができる図絵である。