[岐阜県管内図(第74図)]

岐阜県管内図第74図
[目録]


 明治初年の基本地図に、県道、国道が赤線で記入されている。北から越中東街道(東茂住から神原峠越えで細江村に至る)、越中西街道(細江村で合流)が記され、古川町、高山町、下呂村に至る。下呂からは中津川と関方面に分岐する。
 神淵村から東方向に進み、下麻生町で飛騨川沿いの道路に入り、太田町(美濃太田)に至る道が記され、県道として格付けがあった。金山町から下麻生町までの飛騨川沿い道路は、江戸時代から人馬道として整備されていたのだが、この地図ではまだ県道になっていない。