ビューア該当ページ

[江戸街道の道筋概要]

18 ~ 18 / 289ページ
 江戸街道は、高山から朝日、高根町まで進むと、高根の阿多野郷で薮原方面(野麦峠)と福島方面(開田経由)に分かれていた。現在は上ケ洞の少し先で、野麦と開田に国道361号は分かれている。
 薮原方面は、上ケ洞から阿多野郷に至り、そこから直進すると野麦峠-川浦-寄合渡-薮原に至る。
 街道の高山における起点を推察すると金森時代はえび坂下の高札場(「高山城下町絵図」元禄五~八年)、幕府直轄地時代は中橋西詰めの高札場と思われる。