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目次
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第一章 飛騨の街道を行く
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第一節 江戸時代の街道を行く
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(3)江戸街道その2(薮原)
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②街道沿いにのこる見所
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(キ)『朝日村史 全』が紹介する史跡等(昭和三十一年)*一部現代語訳に修正
〈日ノ観ヶ岳(ひのみがだけ)〉(朝日町小谷・こだに)
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小谷と久々野町柳島との境にあり、標高一〇五六メートル、東天に輝く荘厳雄大な御来光が見られるのでその名があるという。車に乗鞍、西南には位山や船山が眺められ、眼下には朝日村の西部から久々野町一帯の村々を俯瞰する。その南面および北面は急峻な岩山で、頂上に三つの小平地がある。その昔小谷某の居城跡とも伝えている。東麓ゴミの木平には寺屋敷と称する平地があり、元長圓寺の屋敷跡かという。
1-1-(3)-16 日ノ観ヶ岳