ビューア該当ページ
目次
/
第一章 飛騨の街道を行く
/
第一節 江戸時代の街道を行く
/
(3)江戸街道その2(薮原)
/
②街道沿いにのこる見所
/
(キ)『朝日村史 全』が紹介する史跡等(昭和三十一年)*一部現代語訳に修正
〈朝日町青屋〉
26 ~ 26 / 289ページ
青屋川が益田川本流と合流する右岸の崎、ジヨウ山と称している。永享年中(一四二九~)阿多野蔵人がこの山の要害であるのを見て城を築き、上ヶ見城から移って数代住んだと伝えるも由来は詳らかでない。山上は現在八×二〇間ほどの平地になっていて稲荷祠があるが、眼下に益田川の清流と御前橋の佳景を望み、浅井、大広より西側の朝日村の大部分が眺められて清遊には絶好の場所である。
1-1-(3)-20 青屋のジヨウ山