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〈黒川旅館跡〉(朝日町黒川)

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 現在の西教寺の南下にあって、字「ごうろ」といい、元寺屋敷と称している地の北に隣接し、金森氏が飛騨を領有していたころ江戸往復の途次に宿泊するためこの地に旅館を設けていた跡で、元禄八年(一六九五)、高山城等と共にこわされた。宝永年代頃の古絵図には「旅館上畑二畝廿九歩持主孫七郎」と見えている。

1-1-(3)-22 黒川旅館