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[上ヶ洞(高根町上ヶ洞)]

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 『後風土記』によると家数二十二軒、小白木、ワラビ粉、山鳥、イワナなども産出した。ダムに沈んだ大古井から十五町、高山からは九里であった。
 地名の由来は、当地に祀られている道後神社に、按擦使などが行程の安全を祈ったことにより「神が洞」、「神」が「上」に転じたという。
 信州へ向かう街道の主要駅であり、口留番所が置かれていた。

1-1-(3)-28 上ヶ洞