ビューア該当ページ
目次
/
第一章 飛騨の街道を行く
/
第一節 江戸時代の街道を行く
/
(3)江戸街道その2(薮原)
/
②街道沿いにのこる見所
/
(シ)上ヶ洞(高根町上ヶ洞)
[上ヶ洞(高根町上ヶ洞)]
28 ~ 29 / 289ページ
『後風土記』によると家数二十二軒、小白木、ワラビ粉、山鳥、イワナなども産出した。ダムに沈んだ大古井から十五町、高山からは九里であった。
地名の由来は、当地に祀られている道後神社に、按擦使などが行程の安全を祈ったことにより「神が洞」、「神」が「上」に転じたという。
信州へ向かう街道の主要駅であり、口留番所が置かれていた。
1-1-(3)-28 上ヶ洞