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目次
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第一章 飛騨の街道を行く
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第一節 江戸時代の街道を行く
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(6)郡上白川街道
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③街道沿いにのこる見所
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(ク)栗原山 了徳寺鐘楼(清見町牧ヶ洞)
[栗原山 了徳寺鐘楼(清見町牧ヶ洞)]
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棟札によれば、弘化三年(一八四六)の建造であって工匠は大工棟梁谷口権守宗恭(五兵衛)を主軸とする谷口一門の人々、彫刻は谷口与鹿が受け持っている。
了徳寺のこの鐘楼は、浄土真宗寺院としては異彩ともいうべき四神による四方守護の欄間彫刻をほどこしているが、これは往時の栗原神社との関係を考慮し、かつ四神相応の聖地と観じた高山の碩儒(せきじゅ)赤田章斎の助言によるものである。なお、この鐘楼土壇の石垣は俗に蓮華積と呼ばれる工法が見事に遺されている。
1-1-(6)-8 了徳寺