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[慈雲寺(下呂市萩原町山之口)]

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 七間四面の本堂は、享保十六年(一七三一)に飛騨の匠である名工松田太右衛門以治を棟梁として建立されたもので、萩原町に現存する最古の本堂建築である。本堂の両脇のふすまには、江戸中期の画家、丸山応挙の弟子で同郷の名主青木玄章が描いた「鶴」と「虎」の絵が残っている。境内のしだれ桜も広く知られている。

1-1-(7)-18 慈雲寺