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[初矢峠の石畳 県指定史跡(下呂市乗政、初矢)]

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 飛騨と美濃を結ぶ街道を東山道支路、下呂と東山道(後の中山道)を結ぶ街道を南北街道と言い、これを土地の人が鎌倉街道と呼んでいたことから、別名、鎌倉街道石畳とも言う。
 この石畳は、東山道支路の初矢峠に、幅二メートル、延長八〇・四メートルが現存している。
 東濃と飛騨の国境「舞台峠」にもわずかの石畳が残っていること、南北街道の傍らに源頼朝が願旨建立した「鳳慈尾山大威徳寺跡」があることなどから、鎌倉時代にはあったと考えられている。

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1-1-(7)-27 初矢石畳