1-1-(10)-1 高原道の概念図
この街道は金森時代以前の街道で、信州-安房峠(または中尾峠)-高原道-神岡-越中の道程が知られる。沿線集落の寺院は曹洞宗が多く、神岡の江馬氏ゆかりの寺が並ぶ。北方向に進んで福地の先、栃尾で東に進むと蒲田、中尾、中尾峠、上高地、島々へとつながってゆく。
また、北方向に進んで、見座集落で西方向に折れると本郷平を経て蔵柱、荒原に至る。荒原で越中東街道に接続する。
さらに高原道をもう少し北方向に進んで、中山に至り、東に折れて双六を経て山吹峠を越え、神岡の山之村へとつながる