岐阜県歴史資料館・飛騨郡代高山陣屋文書1-55-47-2 (5-1-1 図 ⑪)
〔表紙〕
安政四年
寺河戸口御番所口役銀取立帳
己 八月
〔本文〕
(八月一日~六日欠損)
(八月七日) 濃州八幡
一 壱分八厘 木綿縮壱反 喜一郎
同月八日
一 御口役荷物通りこれ無く候
同月九日
一 右同断
同月十日 一色村
一 六匁壱分壱厘 中茶八拾六 太郎右衛門
一 壱匁七厘 麻おら 濃州坂本
小以 七匁壱分八厘 伊藤次
同月十一日
一 御口役荷物通りこれ無く候
同月十二日 濃州八幡
一 六分六厘 草刈鎌拾五枚 六兵衛
一 四匁弐分七厘 黄蘗百三拾五貫目 高山向町
小以 四匁九分三厘 □次郎
同十三日
一 御口役荷物通りこれ無く候
同十四日
一 右同断
同十五日
一 右同断
同十六日
一 右同断
同十七日
(中略)
合 銀三拾匁四分九厘
内五匁七分七厘 去辰増
右は巳八月中寺河戸口御番所取立て候御口役銀、書面の通り御座候。以上
巳九月朔日 不破勇作 印
註
・麻おら=麻苧(あさお)
・小以(こい)=小計(全体の合計は合(あわせ)と言った。)