解題・説明
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本高山市史「街道編」では、四百年続いた江戸時代の街道を推定するため、この明治末~大正時代(一部が昭和に改定されている)における地図を活用することとした。本地図上の国道、県道、過去の調査で江戸時代の古道と推定されている小径などに赤の色を付け、ルートがわかりやすいように、そして情報が得られやすいよう作図をした。口留番所を通る街道筋を赤色の線とし、集落間の村道等は橙色としている。また在所は緑色、峠は紫色、山岳は黄色、川、沼は水色の色を付け、見やすくした。 飛騨地域では明治四十三年の測量図が一番古く、大正時代初頭のもの、昭和初期に修正したものが手に入ったので、それを四~六枚接合し、容易に印刷ができるサイズ(A1・五九.四×八四.一センチメートル、B1・七二.八×一〇三センチメートル)に合わせた。
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