山二産業株式會社　武豊町字川脇34番地の1
　當社は大正10年、創業せられたのを、昭和19年10月21日、業務一切を繼承して今日に至つたものである。主として、包裝用木箱並に其の仕組板、建築用材、紡織機木部品等各種の木製品であつて販路は日本全域、印度、アフリカ、近東方面に及んでいる。
　戰前は遠く、樺太、沿海州、アメリカ等より原木を輸入していたが、昭和12年頃より國際状勢の變化により、原料を内地に求め、直營伐採を開始して原料から製品化までの一貫作業を繼續し、本町の産業上に及ぼす影響は誠に大である。