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稲荷神社

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 字中根四三二番地に所在し、『神社明細帳』によると、祭神は宇賀御玉尊で、由緒は不詳となっている。現在は、稲荷・妙見・琴平の三社を合祀している。

稲荷神社

 境内には、金毘羅大権現の石宮があり、これは、慶応二年二月吉日に、惣村中が願主となって納められたものである。また、同じく石宮の秋葉大権現には、「文化七年(一八一〇)十一月吉日 若者講中」の文字が見られる。
 表参道の鳥居をくぐると、すぐ石段を登ることになるが、これは大正十一年十二月に改修されたもので、六十三段ある。