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法論の松

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 鐘楼の建っていた付近に、地上一メートルほどのところから大きく曲った松の大木があった。文永の頃日蓮上人がこの寺を訪れ、当時の住職日魏と法論数日の後、ついに日蓮宗に改宗させたが、そのとき腰を下していた松をのちに、「法論の松」と名付けたという。